第十二回 相棒(2)

第十二回 相棒(2)

どうもこんにちは!TVドラマ好きのtv maniaです。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

第十二回となる今回のレビューも「相棒」です!またかと言わないで下さいねw

それだけ「相棒」が素晴らしいドラマであると言いたいわけなのです。

相棒の魅力の一端を担うもの、それは脇を固めるキャラの魅力ですが、これもまた素晴らしいものがありますね。

まずは薫の彼女の美和子(鈴木砂羽)、右京さんの元ヨメのたまきさん(高樹沙耶=益戸育江)のお二人。

このお二人は右京さんと薫を支える大きな存在。私はこの作品で鈴木砂羽さんの良さに目覚めました。そして鑑識課の必殺仕事人、米沢(六角精児)や、「トリオ・ザ・捜一」の三人、「ヒマか?」の角田課長。名優岸部一徳演じる小野田官房長、内村刑事部長と中園参事官の保身コンビ、などなど。

主演の水谷豊さんは、「扱う事件、世界の広さ。そして登場人物のキャラ立ちぶり」寺脇康文さんは、「水谷豊という俳優の魅力、そして変に奇をてらわないところ」とこのドラマの魅力について語ってらっしゃいますが、一つ一つがなるほど、という感じです。

地味な事件と大きな事件が繰り返されるのもまた緩急という感じで視聴者を飽きさせません。初回と最終回、そしてシーズン真ん中にはさまれる2時間スペシャルの回は本当にどれも見応えがあります。

そしてSeason7で薫の卒業、及川光博さん演じる右京さんの新相棒、神戸尊の登場!!

名作として名高かったこの作品に途中から入っていく難しさがあったでしょうが、及川さんは神戸を好演し、新たな相棒の魅力を切り開いたと一部で評判のようです。激動しながら今もなお好評にて続くこのシリーズ、全く目が離せません。

次回からは、ネタバレしない程度に印象的な回のみどころに触れていこうと思います。

水曜日, 5月 18th, 2011 おすすめドラマ コメントは受け付けていません。

第十一回 相棒(1)

第十一回 相棒(1)

どうもこんにちは!TVドラマ好きのtv maniaです。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

第十一回となる今回のレビューは「相棒」です。

今年からのにわか相棒ファンになった私ですが、さっそくいろいろと書いてみたいと思います。

人気刑事ドラマのこの作品も、もうシーズン9も後半に突入しており、息の長い作品になっています。

主人公、杉下右京をクールに演じる水谷豊、それを支える相棒の亀山薫役の寺脇康文の名コンビぶりは最高です。今年の年末・正月映画で堂々のナンバー1ヒットとなって、ネットニュースで「なんでこんな地味な刑事ドラマが…」と評されていましたが、派手さはないのに人気な、このドラマの良さは一体なんなのか。

最大の良さは、もう語るまでもなく、杉下右京というキャラクターの魅力に尽きるでしょう。

東大卒で頭はキレる。それでいて護身術やピアノやチェスなどなどキリがないほどの多才ぶりを発揮。飄々として、常にクールで、一見スキのないように見えるだけに、時折見せる狼狽ぶり、茶目っけ、激怒、など感情の高まるシーンにインパクトがあります。こういう万能なキャラクターは得てして面白みのないスーパーマン(ジェームズ・ボ〇ド的な)になりがちなので、そのように時折見せる人間らしさに人物としての奥深さを感じ、私たちは惹かれてしまうんですね。「この人がどんな人かもっと知りたい、活躍をもっと見たい!」というように引き込まれていくということではないでしょうか。

その右京さんのやや欠けている部分(社交性や俗なことへの興味、野生のカン)を補完する存在が、薫でありましょう。

右京さんとは対照的な熱血漢である薫は、視聴者の目線に近い存在で、共感を覚えやすいキャラクター。視聴者がストーリーへすっと入ってもらうためにも、また、演出として視聴者の目を真相からわざと遠ざけたいときにも、薫の存在がまた大きい。相棒としての二人の信頼関係もまたこのドラマの大きなテーマです。

さてさて、語りつくせないところもありますので、次回に引き継ぎたいと思います。

木曜日, 4月 7th, 2011 おすすめドラマ コメントは受け付けていません。

第十回「パパとムスメの7日間」

第十回「パパとムスメの7日間」

どうもこんにちは!TVドラマ好きのtv maniaです。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

第十回となる今回のレビューは「パパとムスメの7日間」です。

この作品にはドラマの公開当時から興味があったんですよね。

舘ひろしとガッキー(新垣結衣)がある出来事をきっかけに人格が入れ替わってしまい、お互いに学校や会社やらで、さあもう大変、というコメディなんですが、まず舘さんが女子高生のテンションでしゃべるシーンを見るたびに気色悪くもユーモラスで、愉快であります。まさに怪演といっていいでしょう。

コメディにありがちなマンガっぽいご都合主義はご愛敬。そして何より、ベタな感想で申し訳ないんですが、ポッキーダンスで一世を風靡した、ガッキーのキラキラ弾けるような魅力が満載。それはもう満載。表情豊かな彼女を見てるだけでも楽しい感じですね。

脇を固めるキャストはジャニーズやプロレスラーなどもいますが、八嶋智人、田口浩正、江守徹など個性派が出ています。

7回と短い作品ですが、大団円、後味も良いです。

この作品は、「観てて楽しい気分になる」、「非日常を垣間見る」、といった、私にとってのドラマを観ることの「良さ」が味わえる、実にいい感じの作品でありました。

それでは、今回はこの辺で。また、次回お目にかかりましょう。

月曜日, 3月 28th, 2011 おすすめドラマ コメントは受け付けていません。

第九回「元カレ」

第九回「元カレ」

どうもこんにちは!TVドラマ好きのtv maniaです。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

第九回となる今回のレビューは「元カレ」です。

ツタヤの店頭でキャストを見てなんとなく借りてみました。

まず、そこからちょっとミスチョイスでした。自分の傾向からすると、コメディ分が足りないシリアスドラマは、登場人物の葛藤なんかを自分に重ね合わせてしまって、心が落ち着かなくなってしまいます。だから、結構忍耐しながら観ました。

このドラマは男性登場人物が、揃いも揃って無神経だったり、朴念仁だったり、悪気もなくヒドい言動をします。「そんなヤツいるか!」と画面にツッコミながら観てしまいました。

主人公の堂本剛が元カノ(広末涼子)と今カノ(内山理名)の間でフラフラするのもフラストレーションが溜まります。「付き合ってないんじゃないの?」と言いたくなるくらい、今カノをおざなりにすることハンパない感じなんで、主人公にも共感できませんし、結末もムーディな演出で純愛の皮をかぶせてるけど、裏切り肯定的なもので、ビリー・ジョエルの「オネスティ」が脳裏をぐるぐる巡りました。

頭のカタめな私には本当にストレスのたまる、ムカムカするドラマでありましたよ。

ただ、元カノ役の広末涼子は魔性な感じの魅力を存分に醸し出していました。あんな元カノに迫られてしまったら…。そこだけは元カレとしてフラフラするという気持ちもわからなくはありません。

あとアマノッチが真面目にダメ男役を演じてるのもみどころかも。

それでは、今回はこの辺で。また、次回お目にかかりましょう。

水曜日, 3月 2nd, 2011 がっかりドラマ コメントは受け付けていません。

第八回 「鬼嫁日記」

第八回「鬼嫁日記」

どうもこんにちは!TVドラマ好きのtv maniaです。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

第八回となる今回のレビューは「鬼嫁日記」です。

今回も尾崎将也氏の脚本で、第二回に引き続いて、また観月ありささんが主役のコメディです。

タイトル的には正直あまり観たいという気にならなかったのですが、食わず嫌いも何なのでとりあえず見てみることにしました。

「実録鬼嫁日記」という実在の有名ブログが原作ということですので、誇張はあるにせよ実話ベースのストーリーということになるのでしょうか。

タイトルからある程度の予想はついていましたが、改めて見てみて、世の中の奥さん連中にはコワい人もいるんだなあ、とガクガクブルブルいたしました。

ヒドい鬼嫁に虐げられながらも、大らかなダンナさんとのバランスで釣り合っているという話で、観月ありささんも、鬼嫁ながらも憎めない、という設定なのですが、正直男であるところの私は全く共感できませんでしたね…。私はMっけがないので、自分がドラマの中の鬼嫁のダンナさんという立場に置かれたならば、即、離婚を決意いたしますね・・・。いやホントに。

この「鬼嫁日記」は、世の中の奥さん連中が観てスカッとするタイプのドラマではないでしょうか。

男性におけるジャッキー・チェンのアクションもの、という位置づけが正しいのかもしれません。

話を知ってしまった以上、続編の「鬼嫁日記 いい湯だな」が少々気になるところなのですが、はたしてこれを観るべきなのか、観ないべきなのか・・・実に迷っているところです。

それでは、今回はこの辺で。また、次回お目にかかりましょう。

金曜日, 2月 25th, 2011 がっかりドラマ コメントは受け付けていません。

第七回 「猟奇的な彼女」

第七回「猟奇的な彼女」

どうもこんにちは!TVドラマ好きのtv maniaです。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

第七回となる今回のレビューは「猟奇的な彼女」です。

韓国の超人気映画の日本ドラマ化です。興味があったので借りてみました。

凶暴で、思わせぶりで、でも裏腹な繊細さを併せ持つヒロインに田中麗奈、そしてヒロインに振り回される主人公に草彅剛、そしてそんな主人公のことを幼少から一途に思い続ける幼馴染みの南を松下奈緒が演じています。

見ていたんですが、振り回される主人公には同情できる面もありますが、その余波で主人公に振り回されてしまう松下奈緒演じる南が気の毒すぎて序盤は辛い感じです。

主人公と南が交わす約束は破られ続け、それに罪悪感を感じるところのあまりさそうな主人公も相当空気が読めない、イタいキャラ、という感じです。

その辺りが話を楽しみ切れない原因かもしれません。

優柔不断で八方美人な主人公にイラッとすることも多く、「猟奇的な二人」と言う感じで、お似合いのカップルという感じかも。

が、それが南の心変わりを正当化しているので、うまいストーリーと言えますね。

草彅君の演技も少々大げさな印象がありますし、終わり際は特にストーリーひねりすぎで、終始イライラとさせられるヒドい展開。

外観のイメージとはかけ離れた狂言回しを演じている谷原章介を観ることが一番楽しめるポイントかもしれません。

まあ色々とネガなことも書いてしまいましたが、それでもやっぱり途中涙してしまいました。

命の重さをテーマに濫造される最近のドラマは卑怯だなあ~、ってのが正直な感想です。

脇を固める俳優陣では、蟹江敬三さんのシブい魅力が断然輝いておりました。

それでは、今回はこの辺で。また、次回お目にかかりましょう。

水曜日, 2月 16th, 2011 がっかりドラマ コメントは受け付けていません。

第六回 「アットホーム・ダッド」

第六回 「アットホーム・ダッド」

どうもこんにちは!TVドラマ好きのtv maniaです。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

第六回目となる今回のレビューは「アットホーム・ダッド」です。

「TRICK」「結婚できない彼女」「笑顔の法則」に引き続いてまたもや阿部寛主演のコメディです。

よっぽど私はこの阿部寛主演のドラマが気に入ったようです。

憧れのマイホームを手に入れたが、リストラで失業してしまったCMディレクターの主人公が、いきがかりで「主夫」になり悪戦苦闘するコメディです。

嫁役に篠原涼子、隣の夫婦に宮迫博之と中島知子を配します。

古臭い考え方で、主婦業をバカにしていた主人公が、その主婦業をやらざるを得なくなり、悪戦苦闘するというところに面白さがあるんですが、こういう役をやらせると、阿部寛は天下一品、という印象を受けますね。

お隣も偶然専業主夫の家庭、というのもできすぎの感がありますが、この作品では、お隣と主人公の家の交流が大きなみどころですし、宮迫はハマリ役、という感じがしました。

役者業にも力を入れてるみたいですが、個人的には宮迫博之は、お笑いよりも役者をやった方が向いているというか・・・いいのではないかという印象です。

恋愛モノではない分、家族愛に焦点がシボられ、後味もさわやかでした。

あっさりさわやか、という感じのドラマと言えるでしょうか。この手のドラマが好きな人にはオススメいたします。

ではでは、今回はこの辺で。また、次回、お目にかかりましょう。

火曜日, 1月 25th, 2011 惜しいドラマ コメントは受け付けていません。

第五回 「末っ子長男姉三人」

第五回「末っ子長男姉三人」

どうもこんにちは!TVドラマ好きのtv maniaです。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

第五回目となる今回のレビューは「末っ子長男姉三人」です。

深津絵里さんといえば踊る大捜査線のすみれさんがハマリ役で、私も作品込みでファンなんですが、深津絵里さんをヒロインに、ジャニーズの岡田くん、そしてその三人の姉役に賀来千香子、原田知世、小雪、というキャスティングが面白そうだったので、見てみました。

人気アニメ声優の坂本真綾さんが岡田くんの元カノ役で出ているのも密かに注目ですが、深津さんと感じが似ている、ということでのキャスティングなんでしょう。チョイ役でした。

閑話休題、ストーリーの内容は、甘い新婚生活を味わいたい二人が、ダンナの姉や母親に振り回される、というコメディです。

この「末っ子長男姉三人」も、他の作品の例に違わず、深津絵里さんが非常にキュートなのであります(やはりただのファンですね)。

そして、三姉妹も家庭的だけどヒステリックな長女、クールビューティだけど金遣いの荒い二女、売れない役者でビンボーな三女、そこに加わるさだまさしの熱狂的ファンである、マイペースな母親、とそれぞれ個性的で、見ていて楽しいドラマでした。

ほっこりと後味も概ね良く、割といい出来のドラマだったのではないかと思います。まだ見ていない方はぜひ一度ご覧下さい。

それでは、今日はこの辺で。また、次回お目にかかりましょう!

月曜日, 1月 10th, 2011 おすすめドラマ コメントは受け付けていません。

第四回 「笑顔の法則」

第四回「笑顔の法則」

どうもこんにちは!TVドラマ好きのtv maniaです。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

第四回目となる今回のレビューは「笑顔の法則」です。竹内結子と阿部寛主演、尾崎将也氏脚本、ということで観てみました。

失業したヒロイン(竹内結子)が、妙な出会いから兄が板前を務める旅館に缶詰にされてしまった売れっ子漫画家のアシスタントをするようになり…、というストーリーです。

この頃の竹内結子は非常に魅力的でしたね。女将役の野際陽子さんも説教くさいところはありますが全体的なストーリーの流れを要所要所でピシッと引き締めています。

コメディとシリアスが混じりあいストーリーが展開していく、というこの作品はまさに私の好みでしたし、ヒロインにアタックしてくる旅館の1人息子、という展開からも、そこからやがて竹内結子と阿部寛の間に恋心が芽生えるのではないだろうか…というストーリーか、とおもいきや、二人は戦友、みたいな感じであっさりハイ、お別れとなってしまったのが非常に拍子抜けでありました。

それが描かれると思ったからこそ西島秀俊の演じる旅館の息子の意味があったんじゃあないかな、なんて思ったり・・・。

まあまぁ、それはさておき、ストーリーの導入部分が独特で、多少設定にムリがあるのはコメディならではの愛嬌としても、旅館を中心に、それぞれの立場で動いている人間模様は楽しかったです。

現在、胡麻麦茶のCMなど様々な方面で活躍されておられる髙橋克実さんが、この頃はまだフサフサ・・・というのがこのドラマを見ていてとても気になりました(笑)

でも自然になった方がかえってよかった気がしますね。(大きなお世話か)なんて、本筋とは関係のないことでシメたいと思います。今日はこの辺で。

また、次回お目にかかりましょう!

水曜日, 12月 8th, 2010 惜しいドラマ コメントは受け付けていません。

第三回 「下北サンデーズ」

第三回 「下北サンデーズ」

どうもこんにちは!TVドラマ好きのtv maniaです。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

さてさた、第三回目となる今回は、「下北サンデーズ」です。

もともとは石田衣良氏の小説が原作のドラマで、TRICKの堤監督つながりで見てみました。

上戸彩の吹き抜ける風のようなさわやかさは、まさに強力な武器だと思いましたし、「劇団」という舞台装置も申し分なく良かったと思うのですが、この作品は視聴率低迷の後、打ち切りという憂き目にあったようです。

その原因は、この作品の良さでもあるのですが、演劇への愛、下北沢への愛が強すぎて、その二点にスポットをビカビカ当てすぎてしまって、ネタがマニアックな方向に行き過ぎて、しまいには一般視聴者がついていけなかったのではなかろうか、という印象でした。

唐突に劇団「ナイロン100℃」主宰で、俳優であり脚本家のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏や、元俳優で社団法人「日本劇団協議会」顧問であり、劇場経営者でもある本多一夫氏が登場してみたり、知る人そ知る人なのでしょうが、一般の視聴者からするとこの人たち誰!?という感じだったんじゃないでしょうか。

堤監督はTRICKでも見せたように、ドラマにこれでもかと小ネタを盛り込むのが好きな人で、それがいい方向に転がることも多いのでしょうが、この作品では、視聴者の興味との乖離に拍車をかけてしまったように思いました。

そのぶん、登場人物一人一人のキャラクター描写が薄くなってしまったかなぁ・・・と。

ただ、劇団と、それを取り巻く環境、その中での人間模様、というテーマは興味深く、実に良かったと思うし、佐々木蔵之介や山口紗弥加、カンニング竹山や森三中の大島などキャスティングも面白かっただけに、惜しいことでした。

ストーリーの終わり方も打ち切り作品ということで、さすがに尻すぼみの感は拭えませんでした。

ただ、演劇というのがどういう世界なのか、全く未知の世界を垣間見せてくれたこの作品を見た価値はあったと思っています。

金曜日, 11月 5th, 2010 惜しいドラマ コメントは受け付けていません。